※施工経験のある方の施工を推奨します。
※使用後は必ず中栓をして室内20度以下にて保管してください。
※屋内施工推奨、最低日陰にて塗装表面が熱くない状態にて
※必ずワンパネルごとに施工をしてください。
※施工失敗した場合は研磨が必要です。
ISM COAT 第3章
初代アイエスエムコートが海を渡ってアメリカで販売されて5年が経ちました。
当時はガラスコーティングやセラミックコーティングが乱立した時期であり、
どのブランドも「9H」や「10H」といった誇大ワードを売りにして、数年保証の謳い文句が市場では主流でした。
その真っ最中にあえて「3Hから4Hの硬さではなく柔らかさ」「持続期間はメンテナンス次第」
という、言わば真逆からのアプローチで市場へ特攻を行いました。
あれから数年が経ち、9Hの硬さが信ぴょう性を問われるときに高い評価を得ていたのは
ISM COATであり、2.0がデビューした後もアメリカ市場では旧作1.0が人気を博していた背景には、日本製として真正面から市場に対抗した結果がそこにあると断言できると思います。
コーティングの硬さに対する定義やセオリーは各メーカーごとに異なりますが、
当社はこの硬度表記を全く当てにしておりません。
あえて言うならばオリジナル塗装に対して多少の硬度が上がる事は予想されます。
ISM COATが意識したのは「美しさ」における「皮膜感」です。
言い方を変えればプロテクションは副作用としての意味を成しています。
美しさこそ車を愛する全ての人への
快楽であり悦楽です。
美しい愛車の塗装表面を犠牲皮膜にて守り抜き、
コスメティックの様に美しく演出する皮膜こそが、
カミカゼイズムのセオリーです。
私が海外でプレゼンテーションを行う際に、最初に
「ガラスコーティングはガラスではい。セラミックコーティングはセラミックではない」
と言っています。根本的な部分において海外ユーザーはまだコーティング剤を夢の液体だと勘違いしております。
無論、どのコーティング剤も施工直後は綺麗な状態を拝むことができますが、
ガラスもセラミックも「完全な無機質」であること。
無機質は油汚れなどの有機質の汚れには強い傾向性があるものの(実際には油汚れを除去するアルカリ洗剤で溶ける)
無機質(ウォータースポット、シリカスケールなど)の汚れには弱く、これは窓ガラスやトイレの陶器にも同じことが言えるでしょう。それは実際のセラミックコーティング施工した車にも同じ傾向性があり、
有機質のワックスを施工した塗装表面の方が絶対的な持続性が短いものの、無機質の汚れに対しては強く、
車の美しさという面では、無機質の塗装表面よりも有機質のワックスによる保護の方が美観を維持できるでしょう。
海外ではワックスによる施工がいまだに多く、他社のコーティングを大金を投じて施工したのにも関わらず、
特に「水染み」が多いなどのクレームが多発している現状であるというのは現場にいる彼らの方が理解しています。
日本市場では、この難点を理解している半面で、広大広告にすがる傾向性がまだあります。
当社の基本的なセオリーは、水という物質に無機物(カルシウム、カリウムなどシミの原因)が含まれる限りは、ウォータースポットはどんな皮膜でも生じます。
それを最小限のダメージで塗装表面に食いつかせない(陥没させない)皮膜でありながら、
当社のANTI-AGINGケミカルで簡単に除去、メンテナンスが行える皮膜こそが最善のコーティングであると考えています。
硬さや無機質よりも車の本質的な美しさを誇大広告抜きに真正面から向き合うスタンスは、
ガラスコーティングのパイオニアである日本製として、海外市場に一定の評価と市場を残しています。
ハイドロカーボンとは、「炭化水素」と呼ばれるものであり、ISM COATには数%含まれています。
この物質は従来の有機溶剤の代わりにコーティングの主成分として代用できる材料であり、
膜厚が従来の溶剤型ガラスコーティングよりも取れる為に当社では旧作のISM COATから採用しておりました。
同時にISM COATの被膜の性質としては有機質のシリコーンオイルまたは変性シリコーンを微量含むために
完全な無機質ではない柔らかいゴムに近い皮膜を形成します。
染みがつきにくいことからウォータースポットなどのダメージが軽減する作用を持ち、
同時に皮膜を厚くした状態で塗装表面で硬化するので、
皮膜としての膜厚感が一般的なガラスコーティングと比較ならない膜厚を生んでいます。
海外ではISM COATの被膜感を「柔らかいカクテルワックス」のような皮膜と形容するほど、
有機質とのハイブリッドによる「副作用」が全米での高い評価を生み出しています。
カーボンナノチューブ配合
旧作1.0での有機質、無機質のハイブリッドでの皮膜性は美観に関しては高評価でしたが、
ヨーロッパの寒冷地、イギリスの北部等では融雪剤などのダメージより劣化するスピードが速いのが弱点でした。
また旧作2.0では抜群のプロテクション能力を誇るものの施工性が非常にシビアであり、
DIYまた屋外、または簡単施工を求めるユーザーに対しては玄人向けな製品でありました。
3.0では最新のナノ粒子添加剤であるカーボンナノチューブ配合によって、
より結合性を向上させたうえで簡単な施工を実現しました。
また導電性材料の為、塗装表面に帯電がしにくいの防汚性に対して非常に高い効果があります。
MIYABI COATをベースレイヤーとして1層施工を推奨します。
異なる性質の物質を複層にする事で皮膜自体の耐久性、美観の向上などあらゆる面でメリットになります。
屋内保管週末のみであれば3年以上
屋外保管デイリーユーズであれば2年以上
※当社のセオリーとして、コーティングは全ての物質からは保護できるものではないと考えております。
その為、当社ANTI-AGINGラインナップでは、皮膜の寿命を延ばすための最善の製品をラインナップしております。
サンシャインウェザーテスト(人工降雨テスト)では5年以上の計測結果も出ておりますが、
実際にはそこまで持続性はないと当社セオリーでは判断しております。
本製品はプロフェッショナル施工を前提として開発・販売している商品です。
施工に失敗しますと硬化皮膜を研磨作業による剥離が必要です。
屋内施工・施工後12時間以上は水や雨天にならない環境下での施工をお願い致します。
・ISM COAT施工手順。
1.よく振ってください。 カーボンナノチューブが沈殿している場合があります。
※ガラス容器の硬化した結晶を取り除いてください。 スポンジとアプリケータークロスを組み立ててください。
2.「×」状に交差させるようにアプリケータークロスに 本剤を塗布してください。
3. 1度塗りで直線的に上から下を目安に施工してください。 塗装との相性等で施工が難しい場合は左右、縦横に交差 させて施工してください。
4. 1分-3分ほど反応乾燥期間を置きます。
5. マイクロファイバークロスで拭きあげます。
施工は弊社 HAYABUSA MF TOWELを推奨します。
※湿式での施工も可能です。
塗装表面が濡れた状態または水スプレーをして塗り広げてください。
*1-2時間の乾燥時間が必要です。
*平面部分は2回重ね塗りを推奨致します。
*推奨施工環境 施工気温:15-25℃ 湿度: 40-70%. I
※赤外線ヒーター目安設定 70-75℃ 10-15分(各パネル)
付属品:施工ブロックスポンジ、アプリケータークロス、スポイド
内容量:30ml(普通車1台-2台)
主成分:有機ポリシラザン、アルコキシシラン 特殊フッ素、カーボンナノチューブ
製造:日本製
艶 ★★★★★+★
光沢 ★★★☆☆︎
撥水性 ★★★★★
滑り性 ★★★★★
施工性 ★★★☆☆︎
耐久性 ★★★★★
ISM COAT 3.0
¥17,580(税込)
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