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MIYABI COAT 2.0
MIYABI COAT 2.0


カーボンナノチューブ新配合
KAMIKAZE COLLECTIONを語るうえで欠かせないロングセラー製品である「MIYABI COAT」
今回はカーボンナノチューブを新たに加えてさらに進化を遂げた「世界で最も簡単な硬化系」と称された硬化皮膜を体感ください。


カーボンナノチューブでの進化とは?
市場においてカーボンナノチューブやグラフェンなどのナノ粒子製品が多く流通していますが、
KAMIKAZE COLLECTIONでは2018-2019年からの早い段階からの開発を行っておりました。
その多くがナノ粒子による表面定着性の向上を目的としたものであり、
市販品業務用問わずとしてシロキサン系硬化皮膜として最高峰の成分濃度を誇る96%である「MIYABI COAT」においては約2年前より継続的な試験をしておりました。
今回の開発は「足し算、引き算」であり、カーボンナノチューブの添加が有効になるように数パーセントの足し算、引き算を行いました。
その結果、最大の特徴は添加により厚膜かつ高密度の皮膜を形成する事を可能としました。
これはカーボンナノチューブ添加の本来の目的である結合性の向上にあります。



ナチュラルな性質はそのままに
当製品はシリコーンやフッ素、または「滑り」や「弾き」をもたらす添加剤を含めておりません。
滑りは無機表面皮膜にありがちな無機質かつ意図的な滑りがないものであり、96%の有効成分を有するシロキサン系本来の硬化した質感そのものです。
有機溶剤や希釈液で薄められた質感とは異なった質感を感じて頂ければと思います。


あらゆる皮膜のベースレイヤーに最適
旧MIYABI COATと同様に「PAINT TUNING」のセオリーにおいて、研磨後のデリケートな塗装表面を硬化皮膜にて固めて塗装を強化する意図の上で、
この「滑り」や「撥水基」を持たない「無垢」な表面皮膜が希少となった今においては、あらゆるワックス、シーラント、コーティングの下地においては必要不可欠であると当方では考えております。


※以下説明文は旧作と共用


私が海外でプレゼンテーションを行う際には、初めに
「ガラスコーティングはガラスではない。セラミックコーティングはセラミックではない」
と言っています。根本的な部分において海外ユーザーはまだコーティング剤を夢の液体だと勘違いしております。
無論、どのコーティング剤も施工直後は綺麗な状態を拝むことができますが、
ガラスもセラミックも「完全な無機質」であること。
無機質は油汚れなどの有機質の汚れには強い傾向性があるものの(実際には油汚れを除去するアルカリ洗剤で溶ける)
無機質の汚れ(ウォータースポット、シリカスケールなど)の汚れには弱く、これは窓ガラスやトイレの陶器にも同じことが言える。それは実際のセラミックコーティング施工した車にも同じ傾向性があり、
有機質のワックスを施工した塗装表面の方が絶対的な持続性が短いものの、無機質の汚れに対しては強く、
車の美しさという面では、無機質の塗装表面よりも有機質のワックスによる保護の方が美観を維持できる。
というセオリーを説明しております。海外ではワックスによる施工がいまだに多く、
他社のコーティングを大金を投じて施工したのにも関わらずに特に「水染み」が多いなどの
クレームが多発しているのが現状であるのは現場である彼らの方が理解しています。
日本市場では、この難点を理解している半面で、広大広告にすがる傾向性がまだあります。
当社の基本的なセオリーは、水という物質に無機物(カルシウム、カリウムなどシミの原因)が含まれる限りは、ウォータースポットはどんな皮膜でも生じます。
それを最小限のダメージで塗装表面に食いつかせない(陥没させない)皮膜でありながら、
当社のANTI-AGINGケミカルで簡単に除去、メンテナンスが行える皮膜こそが最善のコーティングであると考えています。
硬さや無機質よりも車の本質的な美しさを誇大広告抜きに真正面から向き合うスタンスは、
ガラスコーティングのパイオニアである日本製として、海外市場に一定の評価と市場を残しています。


MIYABI COATの主成分はアルコキシシロキサンとアルコキシランによるシロキサン樹脂のものになります。
ガラスコーティングと形容しておりますが、実際にはシロキサン樹脂によるものです。
ガラスコーティングにはポリシラザンやシロキサンなどの原材料よる種類の違いがあるものの、1%でも"Si"いわゆるシリコーン成分が入っていればガラス系コーティングと謳ってしまうので注意が必要です。
当製品には一般的なコーティングに含まれるIPAやトルエン、ホワイトガソリンなどの有機溶剤を一切含めずに96%の濃厚な成分量で商品化に成功した製品となります。


海外製品や国内の一般的な製品の多くは溶剤を必要としております。
その主たる理由は希釈する意味合いの他に、溶剤によって塗装表面を溶かして塗装表面に食いつかせる方式をとっていれば溶剤は必要になってきます。
当社製造工場、ならびに製造工程は一般的な工業用シリコーン製造工程とは異なり、超低分子による製造が可能な工場からの厳選された原材料のみを使用しているため、溶剤による塗装表面を溶かさずとも分子量が小さいが為に塗装表面との結合が可能になります。
これは言い方を変えれば原材料の分子サイズありきの化学結合となりますが、海外製のコーティングはここまでの精度で原材料を生成することが難しく96%の高濃度は現在でも不可能とされています。
これは私自身が同じ成分比、主成分、添加剤で同等の製品を生産しようとトライしたところ、全く違う性質であり開発元に問合せて発覚した次第です。


完全無機が故の弱点としては、塗装表面に水染みなどが単体での施工は発生しやすい点です。
無機物であるガラスやセラミックの陶器が汚染されるように、無機物は完璧な保護皮膜ではありません。
また撥水を伴う添加剤等(変性シリコーン、フッ素など)が一切入っていないので、皮膜は疎水性になります。
仕上がりはクリア層を加えたようなナチュラルな光沢になります。艶という表現は油分を含んだようなワックスのような仕上がりを意味しますので「艶と光沢が上がる」という表現はこのコーティングには合いません。
このコーティングは厳選された原材料と配合比によって、塗装本来の光沢の底上げを行います。
あくまでナチュラルかつ古典的とも言えるガラスコーティング特有の質感です。


MIYABI COATは簡単な施工手順が故にベースコートで施工がメインユーズとなっています。

当方では、磨き終わったデリケートな塗装面を強化する意味の「PAINT TUNING」としてベースコートとして施工しています。表面硬度は他社メーカーと同じ計測方法で8Hもしくは9Hの硬化硬度を保持していますが、あえて海外市場で言う必要はないと考えており、公には表記しておりません。
 

屋内保管週末のみであれば3年以上
屋外保管デイリーユーズであれば2年以上
 
当社のセオリーとして、コーティングは全ての物質からは保護できるものではないと考えております。
その為、当社ANTI-AGINGラインナップでは、皮膜の寿命を延ばすための最善の製品をラインナップしております。
サンシャインウェザーテスト(人工降雨テスト)では5年以上の計測結果も出ておりますが、
実際にはそこまで持続性はないと当社セオリーでは判断しております。
 

本製品はプロフェッショナル施工を前提として開発・販売している商品です。
施工に失敗した場合は、研磨作業による被膜の剥離が必要です。
屋内施工を推奨します。
施工後12時間以上は水や雨天を避けた環境下で乾燥させてください。

①MIYABI COATの施工手順。
1、付属のアプリケータークロスに液剤を染み込ませてください。
2、同一方向に均一に塗り込んでください。(一般的なコーティング剤と同様の施工で問題ありません。)
3、10-20分程の反応乾燥時間を置いてから、綺麗なマイクロファイバークロスで拭きあげてください。
(推奨施工環境下で施工してください。気温:15-25℃ 湿度:40-70%)
また、拭き上げ後の乾燥時間は1-2時間程度必要です。施工後少なくとも12-24時間は水を掛けないでください。
※MIYABI COATをベースレイヤーにし、ISM COAT等をトップレイヤーとして施工する場合は、2時間程度の間隔を空けてください。(拭き上げ後の乾燥時間分)

内容量:30ml(普通車1台-3台)
主成分:アルコキシシロキサン、アルコキシラン(内容量96%)、アルミニウム化合物、カーボンナノチューブなど
製造:日本製
付属品:アプリケーターブロック、アプリケータークロス

艶 ★★★☆☆︎
光沢 ★★★★★+★
撥水性 ★★★☆☆︎
滑り性 ★★★☆☆︎
施工性 ★★★★★
耐久性 ★★★★☆

PROTECTION

MIYABI COAT 2.0

13,800(税込)

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